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フェデックスボーイング777Fで旅立ったジャイアントパンダ「バオバオ」が成都に無事到着

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香港、2017年2月23日 - FedEx Corp. (NYSE: FDX)の子会社フェデックス エクスプレスは、 大規模で世界的な輸送ネットワークを活用して、ジャイアントパンダを米国から中国・成都まで輸送しました。

ジャイアントパンダ「バオバオ」は、特別な塗装が施されたフェデックス B777型貨物輸送機(B777F)、別名「フェデックス・パンダ・エクスプレス」に搭乗して米国ワシントンDCを旅立ち、2月22日午後18時59分に中国・成都双流国際空港に到着しました。バオバオは到着後すぐに、四川省・中国ジャイアントパンダ保護研究センター都江堰基地にある新居へと移動しました。

フェデックス エクスプレスのアジア太平洋地域社長カレン・レディントンは以下のように語ります。「当社の専門性とリソースを活用してこの任務をサポートできたこと、そしてこのような重要かつ象徴的な輸送を再び受託できたことは、フェデックス エクスプレスにとって大変な栄誉です。当社は過去数回にわたってジャイアントパンダの輸送に携わっており、プロセスの管理に関する経験を十分に積み重ねてきました。輸送には数ヵ月に及ぶ計画と、部門の垣根を超えたチームワークが必要です。またバオバオの輸送は、善良な地球規模の企業市民としての活動でもあります。当社ならではのネットワークと専門技術を活用すれば、世界を結びつけることができるのです」

バオバオは3歳6ヵ月の女の子で、2013年8月にスミソニアン国立動物園で生まれました。両親であるメイシャンとティアンティアンは、現在米国で暮らしています。

フェデックスは、バオバオのお兄さんであるタイシャンを2010年に中国に輸送するため、そしてバオバオの両親であるメイシャンとティアンティアンを2000年に米国に輸送するため、専用機を提供しました。

バオバオについて
バオバオは2013年8月23日午後5時32分、スミソニアン国立動物園のデービッド M.ルーベンシュタイン・ファミリー・ジャイアントパンダ・ハビタットで生まれました。2015年3月以来、母親のメイシャンとは離れて暮らしています。

ジャイアントパンダは野生では単独で行動します。子どもは自分の縄張りを作るため、生後18ヵ月から2年の間に母親から独り立ちします。