Asia Pacific, Middle East & Africa (AMEA)

フェデックス、ビジネスアイデア コンテストにて学生の起業家精神育成を支援

3チームが日本代表としてインターナショナル・トレード・チャレンジ2018国際大会に出場

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国際総合航空貨物輸送会社フェデックス エクスプレス(フェデックス、所在地:東京都江東区、北太平洋地区担当副社長:氏家 正道)と、若者の社会適応力を育成する経済教育団体、公益社団法人ジュニア・アチーブメント日本は、ビジネスアイデア コンテスト「フェデックス/ジュニア・アチーブメント インターナショナル・トレード・チャレンジ 2018」(日本語副題:「英語でチャレンジ!ビジネスアイデア コンテスト」)の国内大会を7月16日(月・祝日)に開催しました。

今年の課題は、「パプアニューギニアにおけるアウトドア製品の新規参入戦略」です。今年は34チーム(1チーム2名の構成)、合計68名の応募のうち、書類選考を通過した7チームが審査員の前で、ビジネスアイデアのプレゼンテーションを行いました。国内予選を勝ち抜き、日本代表として8月12日(日)~16日(木)にシンガポールで開催される国際大会に参加するのは下記の3チームです。

早川 さくらさん、植田 尚弘さんチーム:加藤学園暁秀高等学校 
日本で開発された蚊を寄せ付けない繊維と、パプアニューギニアの伝統的な織物の技術を組み合和せた蚊よけ効果があるブランケットを提案。

奥村 瑛仁さん、藁科 慶伍さんチーム:加藤学園暁秀高等学校 
パプアニューギニアで生産される原料を使用したサプリメントを提案。

西山 知樹さん、佐々木 健太さんチーム:本郷高等学校
パプアニューギニアの電力問題を解消する持ち運び可能な太陽発電シートの提案。

フェデックスの営業部 マネージングディレクター、また、ジュニア・アチーブメント日本の理事であり、審査員として参加したケン・マクマーンは以下のように述べています。
「参加した学生チームの皆さんは、熱意と起業家としてのスキルの両方を示すクリエイティブなビジネスプランの作成に取り組みました。ファイナリストたちは、ユニークな製品の市場参入のため、消費者ニーズの理解や解決策を導く能力を発揮し、魅力的なビジネスケースを発表しました。フェデックスは、国際的なつながりが強くなる世界において、貿易の発展と異文化交流をコミットメントの一環としており、ジュニア・アチーブメントとともに、学生たちが未来のビジネスリーダーとなる手助けができることを大変誇りに思います。」

参加した学生は、この大会を通して、世界の貿易、製品の流通、販売が市場環境においてどのような役割を果たすのかを実際に体験し学びます。チームワークに加え、ビジネスの場におけるリスク評価の基礎を学び、分析能力においても自信をつけます。フェデックスの従業員はボランティアとして、学生の相談やビジネスプランの開発を指導しました。

「フェデックス/ジュニア・アチーブメント インターナショナル・トレード・チャレンジ」の開催は、今年で12年目を迎えました。若い世代に、起業家精神がいかに生活の質の向上と、地域社会の改善に貢献するかについて考える機会を提供し、起業家精神を育成することを目的に実施しているプログラムです。国内予選を勝ち抜いた上位3チームは、日本代表としてアジア太平洋地域の9か国、日本、韓国、中国、香港、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム、オーストラリアから54名が参加するシンガポールでの国際大会に参加します(2018年8月12日から16日)。国際大会では、国内大会までのペアではなく、くじ引きにより他国からの参加者と新たにペアを組んで国際的なコラボレーションを経験します。