Asia Pacific, Middle East & Africa (AMEA)

フェデックス/ジュニア・アチーブメント 「インターナショナル・トレード・チャレンジ 2017」を開催

~勝ち抜いた 3 チームが日本代表として 8 月の国際大会に出場~

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国際総合航空貨物輸送会社フェデラル エクスプレス(フェデックス、本社所在地:東京都千代田区、北太平洋地区担当副社長:氏家 正道)と、若者の社会適応力を育成する経済教育団体、公益社団法人ジュニア・アチーブメント日本は、次世代の起業家精神を育成するビジネスアイデア・コンテスト「フェデックス/ジュニア・アチーブメント インターナショナル・トレード・チャレンジ 2017」(日本語副題:「英語でチャレンジ!ビジネスアイデア・コンテスト」)の国内予選を7月17日(月・祝日)に開催しました。

今年の課題は、「インド市場への日用品の新規参入戦略」です。コンテストでは、販売する製品・サービスの革新性に加えて、ターゲット国の文化や市場の特徴の理解と、それに合わせた製品・サービスのカスタマイズや販売プランが注目されました。今年は過去最多の57チーム(1チーム2名の構成)の応募があり、書類選考を通過した7チームが審査員の前で、ビジネスアイデアのプレゼンテーションを行いました。

国内大会を勝ち抜き、日本代表として選出された3チームとそれぞれが提案した製品は以下の通りです。

菊川 樹さん(栄光学園高等学校)、海老原 圭介さん(聖光学院高等学校)チーム:
ハーブを使用した防蚊剤と、防蚊効果があるフレグランス

西澤 大志さん、島宗 知生さんチーム (開成高等学校):
通信環境が万全ではない地域でも使用できる、タブレット端末

三浦 恭桂さん(渋谷教育学園渋谷高等学校)、元田 有香さん(頌栄女子学院高等学校)チーム:
製品に付属するペダルを踏んで発電することで、電気が通っていない場所でも使用できる小型冷蔵庫

この3チームは8月20日(日)~24日(木)にシンガポールで開催される国際大会に参加する予定です。

今年の国際大会は新ルールでの大会となります。参加者同士のコラボレーションをより深めるため、これまでの国対抗ではなく、それぞれの国からランダムにシャッフルされた2名の混成チームでの対抗戦となります。

審査員として参加したフェデックスのワールドワイド・アカウント・マネジメント マネージングディレクターのケン・マクマーンは「フェデックスでは、将来のビジネスリーダーの育成に取り組んでおり、ジュニア・アチーブメントとこの活気あふれる学生向けのプログラムを共催することを大変誇りに思っています。今年は日本全国から50以上のチームがこのインターナショナル・トレード・チャレンジに参加し、クリエイティブな思考力と高い起業家精神にあふれたビジネスプランを考えてくれました。彼らのチームワーク、イノベーション、そして熱意の高さに私たち審査員はとても感銘を受けました」と述べました。

「フェデックス/ジュニア・アチーブメント インターナショナル・トレード・チャレンジ」は、2007年から毎年開催され、今年で11年目を迎えました。若い世代に、起業家精神がいかに生活の質の向上と、地域社会の改善に貢献するかについて考える機会を提供し、起業家精神を育成することを目的に実施しているプログラムです。日本、香港、韓国、中国、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム、オーストラリアの10ヵ国・地域の学生チームが8月に開催される国際大会に参加します。