Asia Pacific (Japanese)

Eコマースが牽引して貨物取扱量の記録更新へ

世界最大の国際総合航空貨物輸送会社フェデラル エクスプレス(フェデックス、アジア太平洋地域社長:ディビッド・L・カニングハムJr.)は11月5日、1日あたりの貨物取扱量が12月10日月曜日に、グローバルネットワーク全体で1,900万個に達し、歴史上最多になるとの予測を示しました。昨年の最多取扱日と比べて10%の増加となるのは、小売業者の書き入れ時のひとつとされる12月の第2月曜日、いわゆる「グリーンマンデー」となる見込みです。

アジア太平洋地域社長のディビッド・L・カニングハムJr.は次のように述べています。「貨物取扱量の記録更新は、当社のグローバルネットワークが持つ強みと信頼性、それに当社が各地域のお客様に提供している製品・サービスの幅広さを証明するものです。アジア太平洋地域ではこれから迎える繁忙期に向け、17,000人以上の熱意あふれるチームメンバーが信頼性の高いサービスでお客様のビジネスを支援する態勢を整えています」

感謝祭からクリスマスまでのホリデーシーズン全体では、2億8,000万個を超える貨物を全世界に広がる輸送ネットワークを通じて配送することになると、フェデックスは予測しています。昨年の同期間における貨物取扱量は、2億4,700万個であり、前年比13%超の伸びとなります。

ホリデーシーズンに貨物取扱量がピークに達するのは小売業に関連した貨物が増加するためで、この時期の出荷品の多くは、大型ネット通販業者からの個人向け電子機器や衣料品、高級品などが占めています。

なお、今回予測を示した貨物取扱量増加の影響は、2013年度の業績予想に織り込み済みです。

ホリデーシーズンにおける最多貨物取扱量の推移
フェデックスが1日に取り扱う貨物量の最多記録は年々更新されています。2005年以降の記録の推移は次の通りです。

  • 2005年12月12日 - 980万個
  • 2006年12月18日 - 1,060万個
  • 2007年12月17日 - 1,150万個
  • 2008年12月15日 - 1,200万個
  • 2009年12月14日 - 1,420万個
  • 2010年12月13日 - 1,560万個
  • 2011年12月12日 - 1,720万個