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ATPとフェデックス、グローバル・スポンサーシップ契約を発表

プロテニス選手協会(ATP:Association of Tennis Professionals)とフェデックス コーポレーション(本社:米テネシー州メンフィス、会長、社長兼CEO:フレデリック・W・スミス)はこのほど、3年間のスポンサー契約を締結した。本契約に伴い、フェデックスはATPワールドツアーのグローバル・プラチナスポンサー兼オフィシャル・キャリアーとして、2010年11月のバークレイズ・ATPワールドツアー・ファイナルを皮切りに、2013年まで同ツアーのスポンサーを務める。

今回の契約締結で、フェデックスは各国におけるマーケティング権を獲得するほか、アジア太平洋地域のオーストラリア(シドニー・2011年1月10日)、日本(東京・2011年10月3日)、中国(上海・2011年10月10日)をはじめとする世界12カ国で開催されるATPワールドツアー17大会のスポンサーになる。あらゆる面において信頼性が普遍的なテーマとなる中、4大陸で開催される各大会のコート上、および世界で最も人気の高いテニス専門サイトであるATPWorldTour.comでのブランド露出を通じて、フェデックスの信頼性は視覚的にも高まると見込まれている。

フェデックスは今後、コートの状態や、特定の対戦相手の場合における各選手のこれまでの成績や傾向を詳しく分析した情報をファンの方々に提供する。これらの情報はATPWorldTour.com内に新設される「FedEx Reliability Zone」コーナーに、選手のビデオや投票結果などとともに掲載する予定である。

ATPの会長兼社長であるアダム・ヘルファントは、「フェデックスのATPワールドツアーのグローバルスポンサー就任を大変嬉しく思います。フェデックスはスポーツマーケティングの分野で指折りのリーダーであり、スポーツのグローバル・スポンサーシップへの本格進出に際し、このATPワールドツアーを選んでいただいたことを大変光栄に感じております」と述べている。

フェデックスのアジア太平洋地域社長であるディビッド・L・カニングハムJr.は、「ATPワールドツアーへのスポンサーシップは、信頼性・高品質・正確性・リーダーシップといったフェデックスの真の強みを具現化するものです。アジア太平洋地域の皆様とスポーツの興奮を分かち合い、一流のパフォーマンスの実現に貢献できることを大変誇りに思います」とコメントしている。

フェデックスはスポーツマーケティングの分野において、全世界で長年にわたる広範な実績を有しており、アジア太平洋地域では、日本ハンマー投げのオリンピック選手である室伏広治選手や韓国のプロ野球チーム「SKワイバーンズ」、ニュージランドのセーリングチーム「ブラックマッチ」をはじめ、台湾のチャイニーズタイペイ・バスケットボールチームならびにシンガポールのオリンピック水泳選手、リ・タオ選手などをスポンサーしている。