フェデックス コーポレーション(NYSE: FDX)の子会社のフェデックス エクスプレス(以下、フェデックス、所在地:東京都江東区)は、フランスのシャルル・ド・ゴール空港(CDG)を出発して関西国際空港(KIX)に到着する、日本-欧州間のフライトを追加したことを発表します。火曜日から金曜日までの週4日運航する夜間の直行便で、両空港間の週次輸送量は200トン増加することから、お客様に、より信頼性の高い接続性とサービスを提供できるようになります。
当フライトは関西国際空港に到着後も運航を続け、中国・広州白雲国際空港(CAN)に向かいます。これにより日本のお客様は、広州のフェデックス アジア太平洋地域のハブを経由した同地域の他の市場へのアクセスも一段と広がります。
加えて、当フライトは週1日の運航で、シャルル・ド・ゴール空港とシンガポール・チャンギ空港および中国・広州白雲国際空港を接続します。
今回の新フライトは、特にeコマース関連貨物に対するお客様のニーズに応えるフェデックスの取り組みを強化し、回復に向かう日本のビジネスの成長を後押しするものです。2021年上半期には、欧州諸国から日本への輸入が16%以上増加して2017年の水準にまで回復しています[1]。また、欧州・日本路線は世界の航空貨物輸送の22%を占めるため[2]、 今回のネットワークの拡大で、お客様は日本と欧州間の貿易の機会をより柔軟に生かすことができます。
当フライトの主な利点は、以下のとおりです。
欧州と日本を経由地なく接続 ― 欧州から日本の主要都市には、48時間以内の配送が可能。*
サービスの信頼性の向上 ― フェデックス・インターナショナル・プライオリティ®および、フェデックス・インターナショナル・プライオリティ®・フレイトを利用する欧州からの貨物は、輸送量の拡大で、サービスに対する信頼性が向上します。
フェデックス エクスプレスのアジア太平洋、中東、アフリカ(AMEA)地域の社長カワール・プリットは次のように述べています。「世界ではさまざまな段階を経てビジネスが再開され、国際貿易も勢いを取り戻しつつあります。アジア太平洋地域の企業に力を与え、成長の機会を生かせるよう後押しするためには、より堅牢で弾力性のあるグローバルネットワークを構築することが不可欠です。我々が過去数カ月間で行った大陸間フライトの拡大と機材の強化は、特にeコマースが急成長し、来るべき年末のホリデーシーズンに向けて貨物取扱量がピークに達する中で、あらゆる規模の企業をサポートするという我々のコミットメントを証明するものです」
また、フェデックス エクスプレスの北太平洋地区担当副社長のジェレミ・ゴールドストリッチは次のように述べています。「この新フライトは、中小企業を含む日本のあらゆる規模のお客様の、欧州からの輸入に対するサポートへの要望に対応するものです。2021年上半期は、医薬品や機械、車両、家具、ファッションアイテムなど、ヨーロッパからの輸入品が2桁成長となりました。[3] この直行フライトは、欧州・日本間における貿易の回復の波に乗る準備ができているお客様にとって、さらなる原動力となることでしょう」
現在、フェデックスは、アジア太平洋地域内、また同地域と米国間、あるいは欧州間で毎週225以上ものフライトを運航し、アジア太平洋地域のお客様をフェデックスの広範なグローバルネットワークに接続しています。フェデックスはさらに、競争力のあるスピードと魅力的な価格を併せ持つ、日付指定配送の越境EC向け輸送サービスFedEx®インターナショナル・コネクト・プラス(FICP)を発表し、越境EC向けのサービスを強化しました。
*出荷地によっては、条件が適用される場合があります。