世界最大の国際総合航空貨物輸送会社フェデラル エクスプレス(フェデックス、本社所在地:東京都千代田区、北太平洋地区担当副社長:氏家 正道)は3月12日、聖徳大学付属女子高等学校の学生15名を招き、同社の幕張ワールドサービスセンター(千葉県千葉市美浜区)にて、一日職業体験「ジョブシャドウ」を実施しました。
ジョブシャドウとは、従業員が仕事に取り組む姿勢を学生が間近に見て感じることで、学校で学ぶことがどのように仕事に関連しているかを、学生自ら発見させることを目的とした体験型教育プログラムです。フェデックスは、若者の社会的適応力を育成する経済教育団体ジュニア・アチーブメントと協力して、定期的にジョブシャドウを実施しています。
今回のジョブシャドウでは、学生一人一人がマーケティング、カスタマーサービス、人事、受付などを担当する従業員にシャドウ(影)として付いて行動し、フェデックスのグローバルビジネス、従業員の役割、チームワークの大切さ、そしてお客様への責務などを学びました。
フェデックスの従業員と共にジョブシャドウを行った生徒たちは「複数の社員の方が英語で、顔も見えない電話会議を行っている光景に驚きました。資料を作成するときは、単純に英語にするだけでなく、日本に関する内容は説明を加えることで分かりやすく工夫していると教えてもらいました。 全く知らない職業について学ぶことができ、自分の視野が広がったと思います」と話していました。ジョブシャドウ体験後の座談会では、従業員が学生時代から現職に至るまでの経験などを紹介し、生徒からの質問にこたえました。
フェデックス北太平洋地区担当副社長の氏家 正道は、「フェデックスは未来を担う若者への教育支援活動には特に力を入れ、世界各地で行っており、ジョブシャドウは今回で11回目を数えます。今回参加された高校生のみなさんには、グローバルビジネスについて理解、体験頂けたなら幸いです。彼らが将来、グローバルで活躍する人材となるサポートになればと願っています」と語りました。
フェデックスは、2007年よりジョブシャドウ・プログラムを通じ、多くの高校生を受け入れてきました。本活動のほかにも、フェデックスは、ジュニア・アチーブメントとともに学生を対象とした国際的なビジネスコンテスト「インターナショナル・トレード・チャレンジ」を実施。アジア太平洋地域では、世界経済やリーダーシップの基本などを教える「カンパニー・オブ・ザ・イヤー」などのプログラムを共同で実施しています。
ジョブシャドウ体験中の社員と生徒