世界最大の国際総合航空貨物輸送会社フェデラル エクスプレス(フェデックス、本社所在地:東京都千代田区、北太平洋地区担当副社長:氏家 正道)は、ベトナム・ハノイの発着便を11月1日から新規に就航した。新規就航便は火曜日から金曜日の週4便就航する。
ハノイ便の就航によりハノイ発の輸出貨物の配達所要期間を従来より1日短縮することが可能になる。今回の就航は、フェデックスがベトナムのお客様のニーズに対応するためのサービスの拡充戦略の一環である。
「ベトナムは今年、驚異的な成長を遂げています。9月までの輸出取扱高は前年同期比23.2%増です。今回サービス向上はベトナムのお客様に対して信頼性の高い時間厳守のサービスをご提供するというフェデックスの挑戦の新たな証です。このサービスを武器にベトナムのアジア太平洋地域での更なる競争力の強化をしたいと考えています。」とフェデックスアジア太平洋地域社長のデイビッド・L・カニングハム Jr.は語る。
フェデックスは、1994年にベトナムで業務を開始して以来、積極的に注力しており、国際エクスプレス輸送業界で最初のベトナム発着航路を就航した。2008年にはベトナムと世界各国を結ぶA310型機を就航し、貨物輸送量はそれ以前の5倍に上る1日当たり30トンとなった。フェデックスは現在、ベトナムと主要な貿易相手国である米国、欧州各国、日本、中国、その他アジア各国を結ぶ発着便を週に10便就航している。