Asia Pacific (Japanese)

ジャイアントパンダのメイシャン、ティエンティエン、シャオチージーが、フェデックス・パンダ・エクスプレスで中国に到着

メイシャン、ティエンティエン、シャオチージーを、スミソニアン国立動物園から中国の成都までフェデックス・パンダ・エクスプレスで輸送
メイシャン、ティエンティエン、シャオチージーを、スミソニアン国立動物園から中国の成都までフェデックス・パンダ・エクスプレスで輸送

中国、香港特別行政区、2023年11月10日–フェデックスは、ジャイアントパンダのメイシャン(25歳)、ティエンティエン(26歳)、そして2頭の子どものシャオチージー(3歳)が、2023年11月9日にワシントンD.C.からフェデックス・エクスプレスのチャーター便で中国の成都に到着したことを発表します。3頭のジャイアントパンダは、スミソニアン国立動物園とコンサベーション・バイオロジー・インスティテュート(Smithsonian’s National Zoo and Conservation Biology Institute)の協力のもと、11月8日にフェデックス・エクスプレスのボーイング777F型機、フェデックス・パンダ・エクスプレスで輸送されました。

フェデックスは長きにわたり、中国当局や世界各国の動物園と協力し、中国と各国間におけるジャイアントパンダの安全な輸送に尽力してきました。継続的な企業の社会的責任および環境保全活動の一環として、フェデックスはパンダの輸送費用を寄付しています。

3頭のパンダはスミソニアン国立動物園とコンサベーション・バイオロジー・インスティテュートの動物ケアの専門家の付き添いのもと、フェデックスが提供した特注の輸送用ケージで中国まで輸送されました。 今回のワシントン・ダレス国際空港から中国・成都双流国際空港までの太平洋横断便では、パンダの他に貨物として竹や水、また好物であるサトウキビ、リンゴ、ナシなどの食糧も輸送されました。

フェデックスのエアライン&インターナショナル担当社長兼最高経営責任者、リチャード・スミスは、次のように述べています。
「我々は、再びジャイアントパンダの輸送ができたことを光栄に思います。メイシャン、ティエンティエン、そしてシャオチージーの安全な輸送は、貴重な貨物を確実に送り届けることへのフェデックスの責任感と能力を証明するものです。世界的に統合された我々の航空・地上ネットワークを通じて、愛すべき動物の輸送を任されたことを誇りに思います」

安全で快適なフライトを実現するため、3頭のパンダには事前に輸送ケージに慣れるための時間が設けられました。 また、成都に到着後には新しい飼育員により駐機場で迎えられました。3頭は中国の臥竜区(Wolong)にある神樹坪基地(Shenshuping)へ移送され、約30日間隔離される予定です。

フェデックス エクスプレスのアジア太平洋、中東、アフリカ地域社長、カワール・プリットは、次のように述べています。
「このような特別な輸送を長きに渡り数多く成功させてきた実績から、我々はパンダ輸送のスペシャリストだと自負しています。こうしたひとつひとつの輸送実績は、フェデックスのネットワークが最重要貨物を安全に・確実に届けることができ、個々の状況に合わせた輸送能力を持つという強みを証明しています。友好と野生生物保護のシンボルであるパンダの輸送を任されたことは、関係者全員にとって大きな栄誉です」

フェデックスはパンダをスミソニアン国立動物園から空港まで安全に輸送するため、ワシントンD.C.でのトラック輸送と物流面での支援も行いました。また、今回の輸送や2000年に行われたメイシャンとティエンティエンの中国からスミソニアン国立動物園への輸送、メイシャンとティエンティエンの子パンダのスミソニアン国立動物園から中国への輸送などを含め、過去20年間において10回の個別の航空便で15頭のパンダを輸送しました。

詳しくは以下をご覧ください。

  • タイシャン(2010年)
  • バオバオ(2017年)
  • ベイベイ(2019年)

過去に中国との間で行われたジャイアントパンダの輸送

  • 2023年:米国から中国へ
  • 2013年:中国からカナダへ
  • 2012年:中国からフランスへ
  • 2011年:中国からスコットランドへ
  • 2003年:中国から米国へ