Asia Pacific (Japanese)

フェデックス、業務効率化をサポートする輸入業務向けの新たなツールを発表

FedEx Unveils New Import Tool to Streamline Operations and Enhance Efficiency for Asia Pacific Businesses

フェデラル エクスプレス コーポレーション(米国:以下、フェデックス)は、貿易に関連するさまざまな複雑さに対応する革新的なソリューション「FedExインポートツール」を提供開始しました。本ツールは、自動化と一元化によって輸入プロセスを変革し、プロセス全体の可視性を高め、輸入業務をよりシンプルで効率的にします。

FedExインポートツールは日本をはじめ、オーストラリア、台湾、韓国で利用可能で、手作業による通関書類作成や規制遵守などの業務を削減します。アジア太平洋地域は2024年の輸入において最も急成長する地域となる見込みであることから[1]、効率的な通関手続きへの需要は一層高まると考えられます。フェデックスは近く、本ツールをマレーシア、タイ、インドネシア、フィリピン、シンガポール、ニュージーランドなどの市場でも提供開始する予定です。

FedExインポートツールの主な特徴は次の通りです

  • セルフサービス型の統合プラットフォーム:書類管理と貨物の追跡の一元化により、輸送業務を効率化
  • 直感的なダッシュボード:輸入貨物の配送状況を一目で確認できるようリアルタイムで可視化
  • プロアクティブな通知機能:通関手続きの迅速化と遅延への対策
  • 24時間のモニタリング: 荷主及び受取人は集荷から90日後まで貨物の追跡が可能

フェデックスのアジア太平洋地域社長、カワール・プリットは、次のように述べています。

「FedExインポートツールは、ビジネスの加速化に対応する革新的なソリューションであり、フェデックスが提供するお客様への価値を示すものです。リアルタイムデータを即座に活用できる直感的なデジタルツールの導入は、サプライチェーンの効率性を飛躍的に向上させます。これにより、サプライチェーンの計画立案が容易になり、配送プロセスが最適化されます。結果として、お客様は業務の重要な側面に注力し、ビジネスの成長により多くの時間を投資できるようになります」

日本におけるフェデックスの代表者、マネージング ディレクターの久保田 圭は、次のように述べています。
「フェデックスは、今日の急速に変化するグローバル経済において、日本企業が直面する課題を深く理解しています。FedExインポートツールの導入は、我々の革新とお客様へのサービスに対するコミットメントを表すものです。フェデックスは最先端技術を駆使して輸入プロセスを最適化することで、結果として日本企業のグローバル市場での成長と成功促進への支援を目指しています」

サプライチェーンをよりスマートにすることはフェデックスの使命であり、そのために、お客様が課題に先んじて対応し、変化し続けるグローバル市場で競争力を維持できるよう、デジタルソリューションを開発しています。 本ツールの他に、中小企業やEC事業者がオンラインで効率的に出荷管理ができる「FedEx Ship Manager™」やモバイル機器に対応した「FedEx Ship Manager Lite」を提供しています。フェデックスは、機械学習などの先進技術を活用し、お客様への配達に4時間の配達時間枠の予測を提供しています。今後も技術革新を進めながらネットワークを強化し、お客様のニーズに応えるツールを提供し続けます。

FedExインポートツールの詳細は、こちらをご覧ください。

[1] エコノミスト・インパクト『地域の架け橋 ― 変化するアジア太平洋貿易のダイナミクス』(2024年)