Asia Pacific (Japanese)

フェデックスが若き起業家たちを支援 「インターナショナル・トレード・チャレンジ 2017」 アジア太平洋大会を開催

~オーストラリアと香港の学生チームが最優秀賞を獲得~

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国際総合航空貨物輸送会社フェデックス エクスプレス(フェデックス、所在地:東京都江東区、北太平洋地区担当副社長:氏家正道)と、若者の社会適応力を育成する経済教育団体ジュニア・アチーブメントが8月24日に開催した、ビジネスアイデア・コンテスト「フェデックス/ジュニア・アチーブメントインターナショナル・トレード・チャレンジ2017 (略称):ITC」のアジア太平洋大会がシンガポールで行われ、オーストラリアと香港の学生ペアが最優秀賞に輝きました。

今年のITCファイナリストへの課題は「アメリカ合衆国に向けたペット関連製品の新規参入戦略」でした。マンソン・ソーさん(香港)、ソンゲン・ユンさん(オーストラリア)のチームは、アメリカ市場で初の大豆を活用した微生物の作用で排泄物を無害な物質に変換できる、環境と動物に優しい猫用トイレを発案し、他の29チームを抑え勝利しました。

今年の大会は文化の枠を超えたアイデアの交換を促すため、すべての出場者がランダムにシャッフルされ、異なる国・地域の相手とペアを組む混成チームでの対抗戦となりました。大会には、アジア太平洋地域の10カ国・地域(オーストラリア、中国、香港、日本、マレーシア、フィリピン、シンガポール、韓国、タイ、ベトナム)から合計で60人の学生が参加しました。

ソンゲン・ユンさんは「このコンテストへの参加を決意した頃は、まさか優勝するとは夢にも思っていませんでした。私がこのコンテストに取り組み始めた時、ビジネスのやり方を学びたい、さまざまな場所の人たちと知り合いたい、そして自分の安全地帯の外にある課題にチャレンジしたいと考えていました。これらすべての目的を達成できてとても興奮しています。その上優勝したなんて信じられません」と語りました。ペアを組んだ香港のマンソン・ソーさんは「このコンテストが私にとって、目から鱗が落ちる経験となったことは間違いありません。グローバルビジネスや、さまざまな文化的背景を持つ人たちとの共同作業について、多くのことを学べました。同級生や友達たちには、来年のこのコンテストに参加するよう強く勧めたいと思います」と話しました。

オーストラリアのネイサン・ピードンさんと韓国のスックフン・チャンさんのペアが、飼い主が水分量や脂肪量、体温などペットの健康状態を把握するために埋め込むマイクロチップ「uVET」を提案して第2位を獲得しました。また、日本の西澤大志さんと香港のケビン・ホーさんのペアが、居場所の確認ができ、万歩計としての機能も持つ犬用のスマート首輪を提案して第3位に選ばれました。

フェデックス エクスプレスのアジア太平洋地域社長、カレン・レディントンは次のように述べました。「テクノロジーのおかげで世界はボーダーレス化が進んでおり、異文化間の協力は今や当たり前のことになっています。今年の選考方法は、国際的なチームワークの重要性が高まっている現状を反映するものになり、私たちはとても感銘を受けました。フェデックスは、新進の起業家たちを支援する重要なプラットフォームの提供に貢献することができ、とても光栄に感じています。2020年までに世界の200の地域に2億米ドルを投資する社会貢献活動「フェデックス・ケアズ(FedEX Cares)」の一環として、フェデックスは世界中の起業家に成功に必要な機会を提供します」

ジュニア・アチーブメント・アジア太平洋地域社長であるヴィヴィアン・ラウは、次のように述べています。「インターナショナル・トレード・チャレンジの目的は、ビジネスの知識を身に付ける機会と、斬新なビジネスアイデアとソリューションを生み出すためさまざまな国や地域の人たちとチームを組んで作業する機会を、学生たちに提供することです。今週、学生たちは互いに交流を深め、印象的なプレゼンテーションを披露してくれました。『このコンテストは大成功を収めた』と、私たちは胸を張って断言することができます。このプログラムへの支援を通して、私たちが毎年若者の意識を変える機会を与え続けてくださっているフェデックス エクスプレスに感謝を申し上げたいと思います」

「フェデックス/ジュニア・アチーブメント インターナショナル・トレード・チャンレンジ」は、フェデックス コーポレーションのグループ会社でありフェデックス エクスプレス(フェデックス)と、ジュニア・アチーブメント・ワールドワイドのメンバーであるジュニア・アチーブメント・アジア太平洋地域によって2007年から共同開催されています。このプログラムは、実用的で実行可能なビジネス提案の作成という課題を通じて、高校生がグローバルビジネスに対する意欲を抱き、理解を深められるようにすること、そして、高校生を次世代の起業家として育成することを目的としています。過去11年間に、17,000人以上の高校生が参加しています。