Asia Pacific (Japanese)

フェデックス、国際連合の「女性のエンパワーメント原則」に署名 ジェンダーダイバーシティへの取り組みを強化

kawal-preet-endorses-united-nations-womens-empowerment-principles-in-the-presence-of-fedex-amea-leadership.jpg

フェデックス コーポレーション(NYSE: FDX)の子会社のフェデックス エクスプレス(以下、フェデックス、所在地:東京都江東区)は、フェデックス エクスプレスのアジア太平洋、中東、アフリカ地域社長のカワール・プリットが「女性のエンパワーメント原則(WEPs: Women’s Empowerment Principles、以下WEPs)-平等はビジネス向上のカギ」に対するCEO声明に署名したことを発表しました。

ジェンダー平等と女性のエンパワーメントのための国連機関および国連グローバル・コンパクトによって制定されたWEPsは、企業が職場や地域社会でジェンダー平等と女性のエンパワーメントを推進するために実践する7つの行動です。プリットは、香港で経営陣および従業員の立ち会いの下、支持声明に署名しました。

アジア太平洋、中東、アフリカ地域では、小規模企業の設立や成長、国際貿易に携わる女性は多くありません。[1] 世界経済フォーラムのGlobal Gender Gap Report (グローバル ジェンダー ギャップ レポート) 2021によると、新型コロナウイルスが包摂的で豊かな経済と社会の構築において新たな障害となったため、世界的な男女格差の解消にかかる時間は99.5年から135.6年へと1世代分増えました。[2]

プリットは、企業が職場におけるジェンダーバランスの改善に大きな役割を果たすことを認識し、次のように述べています。「多様性、公平性、包括・一体性は我々の姿勢と行動を構成する要素です。 そして、これらは我々の文化に不可欠なものであり、全ての従業員、お客様、域社会に、より良い未来をもたらすための極めて重要な優先課題です。今回の署名は、誰もが平等に従事し成功できるよう、多様性を尊重した職場づくりのための重要な一歩なのです」

フェデックスは、People-Service-Profit (人・サービス・利益)の理念を経営の核とし、ジェンダー平等を社内外において積極的に推進しています。そしてGreat Place to Work®によって、2021年版の Best Workplaces in AsiaTM (アジア地域における働きがいのある会社)に選出されています。

[1] Women’s Empowerment and Gender Equality-アジア財団

[2] Global Gender Gap Report 2021 | 世界経済フォーラムweforum.org