フェデックス コーポレーション(NYSE: FDX)傘下のフェデックス エクスプレス(以下、フェデックス)は、公益社団法人ジュニア・アチーブメント(JA)日本が運営するプログラム「スチューデント・シティ」にて、東京都品川区の37校の小学校2,600人以上の児童に様々な仕事を体験する機会を提供しました。
参加児童は「スチューデント・シティ」に設置されているフェデックスの模擬ワールド・サービス・センター(フェデックスのブース)で配送担当者や営業担当者、輸送部門のマネジャー、会計担当者など、様々な職種を疑似体験し、ビジネスで利益を上げるという最終目標のために団結して取り組みました。児童は配送サービスの価格設定や異なる営業戦略による貨物輸送に関するミーティングを何度も設けて議論しました。また、実際の物流ビジネスで行われるような、輸送業務のコスト管理を行いつつ、新たなアイデアの創出、および配送サービスの革新、プロモーション、販売をどのように行うべきかを考えるブレインストーミングも経験しました。
フェデックス エクスプレスジャパンのマネージング ディレクターである久保田 圭は、次のように述べています。
「今年は喜ばしいことに、それぞれのビジネス計画を実施して学習体験を共有できるこのプログラムが、児童の皆さんが集まる会場で実現されました。フェデックスは『スチューデント・シティ』を16年間支援していることを、大変誇りに思います。多くの児童の考えが結集して新たなアイデアを生み出し、お互いに影響を及ぼす光景には感動を覚えました。この体験が今後児童の皆さんが進むキャリアを考える上で役立つことを願っています」
「スチューデント・シティ」は体験型経済教育プログラムとして小学生を対象に通年運営されており、品川区の公立小学生が参加しています。本プログラムは品川区とジュニア・アチーブメント(JA)日本によって共同運営され、児童に対し経済、就業準備、企業家精神、財務リテラシーなどを教示するものです。学生たちは再現された街「スチューデント・シティ」の住人となり、ものやサービスを「受ける生活者側」と「供給する企業側」を交互に体験します。
フェデックスは、2007年から「スチューデント・シティ」の活動を支援し、児童の将来的なキャリア形成のために起業家精神を育み、学び続けるよう奨励し、仕事を体験できる教室外学習の機会を提供しています。プログラムでフェデックスの従業員として働く体験を通して、児童は物流サービスが生み出す人やビジネスの可能性、それらがどのように人々の生活に役立っているか、革新と技術が業界の仕組みをどう変えているかなど、実践的な知識を学ぶことができます。220を超える国や地域で輸送業務を行いとサービス提供する企業として、フェデックスは児童が国際ビジネスについて学ぶ機会を提供します。
フェデックスは、企業の社会的責任に対する取り組みの主要分野の1つとして、若者への教育支援に力を入れています。人と可能性をつなぐという目的を実現するための1つの方法であるフェデックス ケアズ (FedEx Cares)は、世界中の地域社会への恩返しの機会です。フェデックスは2月末、今年4月の会社設立50周年までに、世界中の 5,000 万人の人々にプラスの影響を与えるという目標を達成しました。