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フェデックス、2022 年FedEx Express/JA インターナショナル・トレード・チャレンジで若き起業家を支援

2022年8月に開催される国際大会に進出する6名が決定、他の国・地域の学生と協力し競い合う機会を獲得


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フェデックス コーポレーション(NYSE: FDX)の子会社であるフェデックス エクスプレス(以下、フェデックス、所在地:東京都江東区)と公益社団法人ジュニア・アチーブメント日本(JA)は、ビジネス アイデア コンテスト 「フェデックス エクスプレス/ジュニア・アチーブメント インターナショナル トレード チャレンジ(以下FedEx/JA ITC)の国内大会を7月18日(月)に開催しました。この大会で選出された以下の上位3チーム6名の生徒が、日本代表として2022年8月にオンラインにて開催されるFedEx/JA ITCの国際大会に臨みます。

優勝: 田口樹さん、吉田恵子さん 広尾学園高等学校

食習慣による糖尿病患者と貧血の症状を持つ人の多さに着目し、家庭での調理の際に鍋に入れて繰り返し使うことで、鉄分の補給ができる鉄球LifeSver(Sverはカンボジアのクメール語で球体を意味)を提案。

準優勝: 小西里奈さん 広尾学園高等学校、アルジュンワドカル・カナックさん 清泉インターナショナルスクール

カンボジアの女性の衛生状態の向上を目指す生理用品Kamiを提案。製品にはプラスチックの代替としてバナナの繊維と和紙を使用することで環境に配慮、またバナナの生産地域の経済や人々への貢献も期待する。

第三位: 菊地真莉佳さん、中原彩葉さん 広尾学園小石川高等学校

女性の衛生状態に関する認識の低さと感染症等へのリスクに着目した、体を清潔に保つためのウエットシートを提案。生分解性の素材を使用し、ドクダミの成分で肌に優しい抗菌効果を期待する。

今年のFedEx/JA ITC 国内大会は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により3回目のオンラインでの開催となりました。以前は東京で行われていたプログラムも、オンラインで開催することで他の地域に住む生徒を含む、より多くの生徒が参加しました。 参加生徒は、今年のテーマ「カンボジアを対象とした健康製品」に取り組み、138名(1チームにつき生徒2名)が市場参入戦略を生み出す革新的なビジネスアイデアを提出し、大会にエントリーしました。その後書類選考を通過した8チームが、国内大会でフェデックスおよび教育やその他の産業に関わる審査員に対して、アイデアとビジネス戦略に関するプレゼンテーションを行いました。

国内大会を勝ち進んだ3チームは国際大会へ挑みます。各生徒は、他の9つの国と地域(香港特別行政区、インド、インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、韓国、タイ、ベトナム)の学生とランダムにペアを組み、別の課題に取り組みます。ランダムにペアを組むことで、国籍の異なる学生同士のコラボレーションやイノベーションを促進し、地域や文化的背景の垣根を超えて、より豊かに、そして互いに学びます。フェデックスの従業員は大会参加チームのメンターとなり、ビジネスプランの立案からプレゼンテーションまで全般についてオンラインでアドバイスを行い、生徒をサポートしました。

日本国内大会の決勝戦で審査員を務めたフェデックスのカスタマーソリューションズ&スペシャルサービス部門マネージングディレクター、ケン・マクマーンは、次のように述べています。

「今年も、フェデックス エクスプレス/ジュニア・アチーブメント・インターナショナル・トレード・チャレンジが日本にて成功裏に終了し、大変うれしく思います。豊かなイノベーションの歴史がある日本の生徒が、今年も示した高いレベルの創造性、情熱、および熱心さは本当に感動的でした。この大会が、次世代の日本の起業家にとって世界規模での成功につながるアイデアを追求するきっかけとなることを願っています」

入賞チームの学生は「入賞できるとは思っていませんでしたが、全力を尽くすことができました。特にマーケティングについて学ぶことができる、このような学びの機会を与えてくださったことに感謝します。国際大会への出場を楽しみにしています」と述べました。

2008年以降、フェデックスは、 起業家精神の理解促進とグローバルな考え方の醸成を目指し、若者の教育のため、日本におけるフェデックス/ジュニア・アチーブメント インターナショナル トレード チャレンジの開催を支援しています。このプログラムは、チームでの実習と座学を通してビジネスの知識をつけることを目的にデザインされ、ワークショップ、国内大会、国際大会という3つの活動が行われます。日本ではこれまでに1,000名以上の学生が大会に参加し、うち84名が日本代表として国際大会に出場しました。

フェデックスは、地域社会への恩返しを積極的に行い、2023年の会社創立50周年までに、世界中の5,000万の人々に良い影響をもたらすことを目標とする「フェデックス・ケアズ50 by 50」に取り組んでいます。フェデックス・ケアズ 50 by 50の詳細は、こちら(英文)をご覧ください。