Asia Pacific (Japanese)

フェデックス、次世代による環境保護と保全への貢献をサポート

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フェデラル エクスプレス コーポレーション(米国:以下、フェデックス)は、特定非営利活動法人「みらいの森」と連携し、首都圏の児童養護施設で暮らす子どもたちに林業体験を通じた学びの機会を提供しました。

プログラムに参加した9名の子どもたちは、フェデックスのボランティア12名と共に、東京都八王子市内で、植林後約50年間手入れされていなかった森林を保全する様々な作業を行いました。子どもたちとボランティアはチームを組んで、樹木の成長を阻害する野生の蔓を取り除き、伐採した蔓や倒木を使って、山の斜面でもこの先の保全活動をしやすくするための足場を作りました。また、木々の成長を促す目的で枝の剪定も行いました。これらの体験から、子どもたちは身近な森林や自然環境に関する理解を深め、ボランティアとして参加したフェデックスの従業員は、持続可能性や環境保全の洞察や知識と、野生生物保護の重要性を子どもたちに伝えました。

日本におけるフェデックス エクスプレスの代表者、マネージング ディレクターの久保田 圭は、次のように述べています。
「フェデックスのボランティアは、持続可能性に関する学びを子どもたちに促すことで、次世代の可能性の創造に貢献しました。このプログラムは、子どもたちに新たな学習体験をもたらし、フェデックスのボランティアにとっては、我々が働き、暮らす地域社会への貢献の機会となりました」

日本では、約2万3,000人の子どもたちが養護施設で生活しています。[1]「みらいの森」は野外活動を通して、子どもたちに様々な成功体験と学習の機会を提供しています。この活動は、子どもたちが18歳で養護制度の対象から離れる際に、自らの道を切り開くために必要不可欠なライフスキルを身につけることを目的としています。

このプログラムは、フェデックスの世界的な社会貢献活動FedEx Cares (フェデックス・ケアズ)の一環として実施され、フェデックスの企業文化価値である「善行に取り組む」を体現しています。フェデックスが果たすべき社会的責任の取り組み(地域社会への貢献、国際的な起業家精神の育成、持続可能な物流など)の進捗状況は、FedEx Caresの ウェブサイト (英文)でご覧いただけます。

フェデックスは、環境・社会・ガバナンス(ESG)戦略と、取り組みや達成目標に関する最新の成果と進展をまとめた2024年度版ESGレポート(英文)を発行しました。本レポートでは物流業界のESG分野におけるフェデックスの先進性と、コアバリューおよび達成目標に対する現状が紹介されています。

[1] Japan Children and Families Agency