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フェデックス、2023年FedEx Express/JA インターナショナル・トレード・チャレンジにて、日本の未来の起業家を支援

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フェデックス コーポレーション(NYSE: FDX)傘下のフェデックス エクスプレス(以下、フェデックス)は、高校生向けビジネスアイデアコンテスト 「2023年フェデックス エクスプレス/ジュニア・アチーブメント インターナショナル・トレード・チャレンジ(以下FedEx/JA ITC)」の国内大会を開催し、上位3チーム(6名)の入賞者を決定しました。FedEx/JA ITCは、チームでの実習と座学を通してビジネスの知識を養うプログラムです。この国内大会で選出された6名は、ビジネスや貿易に関連するワークショップに参加した後にコンテストにエントリーし、他の5チームと競い合いました。

入賞者は以下の通りです。6名は日本代表として、本プログラムの国際大会に参加する予定です。

優勝:服部恵大さん、杉田優樹さん、国際基督教大学高等学校
製品:ターゲット市場である南アフリカの食文化を調査し、現地のスーパーマーケットや食品店に向けた、海苔を原料にして食べることができる食品パッケージを開発。このソーセージ向けのパッケージには調味料が含まれており、溶けることでソーセージの味付けに使用でき、捨てられても数日で生分解される。

準優勝:武久裕哉さん、瀨戸ゆず果さん、広尾学園高等学校
製品:屋外での運動やアウトドア活動の際に便利なマイボトルを開発。逆三角形の形状で軽く、クリップでバッグ等にぶら下げて持ち運ぶことが可能。未使用時は折りたたんで収納ができる。プラスチックごみの増加と環境への影響に対し、環境に優しい素材を使用。

第三位:荒木碧泉さん、孫逸歓さん、三田国際学園高等学校
製品:ターゲット市場でコーヒーが良く消費されていることを受け、コーヒーマシン向けの再利用可能なコーヒーポッドを開発。現状のコーヒーポッドの多くがプラスチック製の使い捨てであることに対し、ステンレス製で再利用に耐え、多くのコーヒーマシンで汎用的に使用できる製品とした。

FedEx/JA ITCは8月に国際大会を開催します。6名はアジア太平洋、中東、アフリカ(AMEA)地域(香港、インド、インドネシア、韓国、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム)から参加する他の学生と新しいペアを組み、国際大会に臨みます。このチーム構成は、協調性のある思考力を育み、文化的背景の違いを含む多様な考え方を体験しながら、グローバルな視点から共通の目標達成に向けたアイディアを出し合うことを目的としています。

今年は、新型コロナウィルス感染拡大以降、3年ぶりに対面式のイベントとして開催されました。先だって5月にオンラインで開催されたワークショップでは、国際ビジネスと貿易に関する知識を深め、新規市場参入を目的とした戦略計画策定のための技術を身につけるため、約160名の生徒が出席しました。今年生徒がコンテストで取り組む課題は、南アフリカ共和国向けの使い捨て製品に代わる持続可能な製品の提案でした。これは、フェデックスにおける持続可能性の理念であり、事業活動において環境への影響を最小限に抑え、付加価値を高めるための3つの取り組み「Reduce(削減)、Replace(置換)、Revolutionize (変革)」と一致します。

フェデックスのカスタマーソリューションズ&スペシャルサービス部門マネージング ディレクター、ケン・マクマーンは以下の様に述べています。
「今年もまた本プログラムをサポートでき、また高校生の起業家精神の育成に貢献できて大変うれしく思います。クリエイティブ思考と問題解決への柔軟なアプローチは、現在そして未来の起業家がグローバル市場で成功するのに非常に重要です。生徒のみんなさんはこのプログラムで、変化の激しいビジネス環境で活躍する方法や知識に触れることができるでしょう」

FedEx/JA ITCは、日本では2008年以降に国際ビジネスと貿易に関する生徒の理解をサポートしてきました。これまでにのべ約2,000名の生徒が参加しています。

2023年FedEx/JA ITCの詳細についてはジュニア・アチーブメント日本のウェブサイトをご覧ください。