香港特別行政区、中国 2023年2月22日—フェデックス コーポレーション(NYSE: FDX)傘下のフェデックス エクスプレス(以下、フェデックス)は、トルコ南部とシリア北部を襲った地震の被災者に対して、自社の物流ネットワークを活用して国際的な人道支援を行い、現時点で100万米ドル相当以上の無償輸送の提供を約束しています。 一例として、2月17日から21日にかけて約230トンの支援物資を、ドバイ・ワールド・セントラル国際空港(フェデックスの中東、インド亜大陸、アフリカ地域における新たなハブ施設が建設予定)からイスタンブールまで、フェデックスの貨物機(MD-11)5便で輸送しました。これらのチャーター便で輸送した支援物資は、国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)が提供する毛布、ベビー用品、家庭用品、衛生用品キットなどです。
フェデックス エクスプレスのアジア太平洋、中東、アフリカ(AMEA)地域社長、カワール・プリットは以下のように述べています。
「トルコとシリアの地震で被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。我々は このような困難な状況において、独自のネットワークを活用し、安全かつ迅速に支援することを自社の責務であると考えています。我々が提供する支援が、地域の復旧・復興に貢献し、被災された方々に安堵をもたらすことを願っています」
フェデックスはこれまでも、グローバルな物流ネットワークと専門知識を活用して、災害時に非営利団体や政府の対応を支援してきました。
- 2月8日、フェデックスはトルコとシリアでの復興支援のため10万ドルを赤十字社に寄付しました。これによって、救急用品、食料、水、毛布などの物資の供給や、避難所の設営、メンタルヘルスのサポート、医療支援などが行われます。
- また同日、フェデックスはトルコのイスタンブール政府や自治体に代わり、イスタンブールのサビハ・ギョクチェン国際空港からマラティヤまで、Umursan Un Ltd.が提供した食料品や現地の方々が寄付した衣料品などの人道支援物資を輸送しました。
- 2月13日の週には、カナダの災害救援団体であるGlobalMedicに対し、食料配布センターへのAquaResponse3浄水器の配送を含む輸送支援を行いました。
- フェデックスは米国を拠点とするWorld Central Kitchenと協力し、スペインのマドリードからトルコのアダナまで支援物資(キッチンユニットや台所用品、オペレーションキットなど)を輸送しました。
フェデックスは、自然災害の被災地に支援を続けていきます。慈善団体であるIFRC、GlobalMedic、World Central Kitchenに対する支援は、フェデックス・ケアズ(FedEx Cares)の柱の一つである “Delivering for Good” の取り組みの一環です。これは、フェデックスのグローバルネットワークと物流における卓越した専門性を、危機の前後、またはその渦中において支援が必要な組織に提供し、地域社会を支援するための活動です。 詳細は、 FedExCares.com (英文)をご覧ください。