Asia Pacific (Japanese)

フェデックス、ルーマニアにおいて国際エクスプレスサービスを強化

世界最大の国際総合航空貨物輸送会社であるフェデラル エクスプレス(フェデックス、アジア太平洋地域社長:ディビッド・L・カニングハムJr.)は、ルーマニアにおいてフェデックス・インターナショナル・プライオリティ(IP)サービスを強化し、ルーマニアの経済成長を牽引する都市ティミショアラに発着する貨物の配達所要日数を1~3営業日に短縮すると発表した。

また、ティミショアラから発送する欧州およびアジア向け貨物の配達所要日数も、これまでより1営業日短縮する。配達所要時間の短縮に伴い、顧客は従来と同料金で、これまで以上にシームレスなサービスを利用出来るようになる。

東欧でのサービス拡大を見据えた今回のサービス強化により、ティミショアラ空港の新通関システムをクリアした輸入貨物の配達所要時間は最大2日短縮される。これにより、主要欧州諸国からの貨物は翌営業日に、米国および日本、香港、マレーシア、シンガポール、上海などアジアビジネスの中核拠点からの貨物は3営業日以内にティミショアラに到着する。なお、フェデックス・インターナショナル・エコノミー(IE)サービスを利用した場合、アジアからの貨物は4~5営業日でティミショアラに到着する。

フェデックスのアジア太平洋地域社長のディビッド・L・カニングハムJr.は、「フェデックスでは、アジア-欧州間の貿易促進を念頭に、同区間におけるネットワークの拡大に注力してきました。ルーマニアのような急成長を遂げる新興成長市場に信頼性の高いサービスを拡大することで、同地域のお客様に新たな貿易機会を提供するとともに、世界規模でのビジネスの発展に貢献します」と語った。

フェデックスはまた、68キロ~1,000キロの重量貨物を対象としたサービスも改善する。これら一連のサービス強化を通じて東欧の新興市場の1つにおけるサービス強化を図ることで、ルーマニアを含む欧州全域と世界各国を結ぶ輸送ニーズにさらにきめ細かく対応できるようになる。