Asia Pacific (Japanese)

ホリデーシーズンの貨物取扱量が歴史上最多に

世界最大の国際総合航空貨物輸送会社フェデラル エクスプレス(フェデックス、アジア太平洋地域社長:ディビッド・L・カニングハムJr.)は、1日あたりの貨物取扱量が12月2日に2,200万個を超え、歴史上最多になるとの予測を示しました。

フェデックスで今年最も多忙な1週間になると見込まれる12月1日から7日までの期間における貨物取扱量は、グローバルネットワーク全体で8,500万個以上に達する見通しです。昨年の最繁忙期と比べて、13%の増加となります。

アジア太平洋地域社長のディビッド・L・カニングハムJr.は次のように述べています。「Eコマースが牽引するほか、小売店が個人向け電子機器や衣料品、高級品といった商品の在庫を積み増す動きもあり、フェデックスのホリデーシーズンにおける貨物取扱量は増える見通しですが、こうした商品の生産において重要な役割を果たしているのはアジア太平洋地域です[1]。当社のグローバルネットワークとアジアにおけるオペレーションの強みは、域内はもちろん欧州や北米との連携も強めており、これは中小企業にとっても大企業にとっても顧客に対してホリデーシーズンの成功をもたらすサポートとなります」

Eコマースの売上高は、実店舗を持つ従来型小売店の3~4倍のペースで世界的に成長しています。中でもアジア太平洋地域は23%の成長率が見込まれ、世界全体のEコマース売上高の3分の1近くを占めるフロントランナーとして他地域をリードしています[2]。お客様がこのオンラインショッピング急成長の波に乗れるよう、フェデックスはアジア太平洋地域で働く18,000人以上の熱意あふれるチームメンバーと幅広い輸送ソリューションでお手伝いをする態勢を整えています。

フェデックスはホリデーシーズンの貨物取扱量急増に対応するため、全世界で数万人を臨時雇用して労働力を増強する予定です。

なお、今回予測を示した貨物取扱量増加の影響は、9月に発表した業績予想に織り込み済みです。

フェデックスの最多貨物取扱量の推移

ホリデーシーズンにおける1日あたりの最多貨物取扱量は年々更新されています。2007年以降の推移は次の通りです。

  • 2007年12月17日 – 1,150万個
  • 2008年12月15日 – 1,200万個
  • 2009年12月14日 – 1,420万個
  • 2010年12月13日 – 1,560万個
  • 2011年12月12日 – 1,720万個
  • 2012年12月10日 – 1,990万個

[1] デロイト2013年世界製造業競争力指数


[2] 新興国市場が牽引してB2CEコマース売上高が全世界で拡大」、eMarketer2013627日)