Asia Pacific (Japanese)

ホリデーシーズンの貨物取扱量が歴史上最多に

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フェデックス コーポレーション(フェデックス、本社所在地:米国テネシー州、会長、社長兼CEO:フレデリック・スミス)は、今年のホリデーシーズンの貨物取扱量がフェデックスの歴史上最多になるとの予測を示しました。11月28日金曜日からクリスマスイブまでの期間における貨物取扱量は2億9,000万個以上に達する見通しで、昨年の最繁忙期と比較して8.8%の増加となります。

12月の第1~第3月曜日の3日間の貨物取扱量が、それぞれ2,000万個を超えてピークとされており、なかでも第3月曜日に当たる12月15日はフェデックスの歴史上最多の2,260万個の貨物を全世界に配送することになると推定されています。

アジア太平洋地域社長のディビッド・L・カニングハムJr.は、次のように述べています。「輸送サービスが最も必要とされるこの時期、お客様のご要望にお応えできるよう、フェデックスはアジア太平洋地域の従業員18,000人以上を含む、全世界で30万人を超える熱意あふれるチームメンバーで態勢を整えています。当社の革新的で強固なグローバルネットワークにより、今年のホリデーシーズンもお客様に優れたサービスをご提供できると確信しています」

アジア太平洋地域のEコマース市場は成長しており、中でも中国は世界最大です。12月にプレゼントを贈るのが習慣となっている地域の多くの消費者は、今年はオンラインでプレゼントを購入すると考えられます。そして2014年全体で見ると、アジア太平洋地域の消費者が初めて北米の消費者以上にEコマースで購入をすると予測されています。北米の売上高が4,826億ドルとされている一方、アジア太平洋地域のB2C Eコマースの売上高は5,252億ドルになる見込みです[1]

ホリデーシーズンに向けた準備

フェデックスは繁忙期に備え、いくつかの対策を講じています。



  • 常に世界中のお客様と密接な連携を保ち、お客様一人一人のニーズを分析し、ホリデーシーズンの貨物取扱量を予測しています。
  • 貨物取扱担当者、ヘルパー、ドライバー、その他業務サポートのため、全世界で5万人以上の臨時雇用を行っています。今後の企業成長やネットワークの拡張により、これら臨時社員の多くがホリデーシーズン後もフェデックスで働く機会が与えられると予想されます。
  • 高度なモニタリング機能により、お客様の貨物の配送や受け取りが効率よく行えるようサポートしています。

    • 今回のホリデーシーズンには、フェデックスの追跡機能とネットワーク全体の改善により、お客様により良いモニタリングサービスを提供します。貨物が実際にいつ受け取れるのか(営業所留め(HAL)サービスをご利用のお客様のみ)、また集荷する時間から予想配送時間まで、貨物の状況をより効率よくモニタリングします。
    • アジアでは業界初のSenseAware®サービスを2012年に導入。貨物のモニタリングを行う本サービスでは、高度なマルチセンサーとウェブベースの機能が統合され、温度、湿度、光、位置など、輸送中の貨物のデータをほぼリアルタイムで生成することができます。

すべてのお客様のためのソリューション

昨年の繁忙期以降、フェデックスはアジア太平洋地域において、お客様のニーズに対応できるよう、次のような新しいサービスを数多く展開してきました。


  • オンライン出荷ツールFedEx Ship Manager™の改良を行い、対応する言語を拡大し、中国外への、また中国向けのコマーシャル・インボイスと航空貨物運送状の数を削減しました。
  • 「フェデックス・クイック・フォーム」を導入し、お客様はわずか数クリックで出荷ラベルを作成でき、効率よくデータの入力が行えるようになりました。
  • FedEx Mobileアプリの機能の拡張により、外出先での出荷が容易になりました。FedEx Mobileのウェブサイトは全世界で206の市場、アジア太平洋地域では30の市場に対応しています。

フェデックスの最多貨物取扱量の推移

ホリデーシーズンにおける1日あたりの最多貨物取扱量は年々更新されています。2007年以降の推移は次の通りです。


  • 2007年12月17日 – 1,150万個
  • 2008年12月15日 – 1,200万個
  • 2009年12月14日 – 1,420万個
  • 2010年12月13日 – 1,560万個
  • 2011年12月12日 – 1,720万個
  • 2012年12月17日 – 1,990万個
  • 2013年12月16日 – 2,200万個

[1]「2014年の全世界でのB2C Eコマース売上高が、新興国市場の成長により、1兆5000億米ドルに達する見込み」、eMarketer(2014年2月3日)