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フェデックスとJENの共同プロジェクト 集落再生プロジェクト「田んぼへ行こう!!」6年目の活動を開始!

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世界最大の国際総合航空貨物輸送会社フェデラル エクスプレス(フェデックス、本社所在地:東京都千代田区、北太平洋地区担当副社長:氏家 正道)と特定非営利活動法人JEN(ジェン、東京本部事務局:東京都新宿区、理事・事務局長:木山 啓子)は、5月31日(金)~6月2日(日)に新潟県十日町市池谷・入山集落において集落再生プロジェクト「田んぼへ行こう!!」の第1回「田植え」の回を実施しました。

今年も、各地から集まったフェデックス社員を含む21名のボランティアが、地元農家の方の指導の下、農薬・化学肥料を一切使わない田んぼの田植えを通して、池谷・入山集落の自然やふれあいを楽しみました。

フェデックス北太平洋地区担当副社長の氏家 正道は、「『田んぼへ行こう!!』も6年目を迎え、長期にわたって、池谷・入山集落の再生に貢献できたことは社員たちの喜びにもつながっていると思います。田植えだけでなく、地元の方々による料理教室も実施され、地域の方と共に本プロジェクトに取り組めていることをうれしく思い、また今後も、地域社会のニーズに対応するようなフェデックスの社会貢献活動に期待しています」と語っています。

このプロジェクトは、2004年の新潟県中越地震で被災した池谷・入山集落の復興支援プロジェクトとして2008年に開始し、今年で6年目を迎えました。2011年から被災地復興支援から集落再生プロジェクトへ移行し、継続した取り組みを行っています。現地パートナーであるNPO法人十日町市地域おこし実行委員会は、池谷・入山集落で収穫されたコシヒカリを「山清水米」という独自ブランドで直販を行っています。フェデックスとジェンは、その販売のサポートも行っています。

JEN理事・事務局長の木山 啓子は、次のように述べています。「フェデックス様のこのプロジェクトへの、継続的なサポートを本当にうれしく思います。これまで5年間、田んぼの作業のみならず、集落の魅力を再確認するさまざまな取り組みをこのプロジェクトを通して実施させていただきました。そのことは、住民のみなさんにとって、貴重な経験と自信の蓄積となりました。6年目の今年は、周辺集落、ボランティアとの協力、次世代のための収入創出など、集落存続そして活性化のための持続可能な取り組みを計画しています。住民のみなさんの挑戦を、JENはこれからも応援していきます」

なお、今年度の「田んぼへ行こう!!」の今後のスケジュールは以下の通りです。
  • 稲刈り 9月27日(金)~29日(日)
  • 脱穀 10月11日(金)~13日(日)

≪「田んぼへ行こう!!」実績

※2008年の「田んぼへ行こう!!」スタート時~2013年4月現在

過去5年間で287名のボランティアを受け入れ
3世帯(計5名)が集落に移住