Asia Pacific, Middle East & Africa (AMEA)

フェデックス/ジュニア・アチーブメント 「インターナショナル・トレード・チャレンジ 2015」を開催

~選出された3チームが日本代表として8月の国際大会に出場~

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国際総合航空貨物輸送会社フェデラル エクスプレス(フェデックス、本社所在地:東京都千代田区、北太平洋地区担当副社長:氏家 正道)と、若者の社会適応力を育成する経済教育団体、公益社団法人ジュニア・アチーブメント日本は、次世代の起業家精神を育成するビジネスアイデア・コンテスト「フェデックス/ジュニア・アチーブメント インターナショナル・トレード・チャレンジ 2015」(日本語副題:「英語でチャレンジ!ビジネスアイデア・コンテスト」)の国内予選を7月20日(月・祝日)に開催しました。

9年目になる今年の課題は、「エチオピアの社会問題を改善・解決する商品あるいはサービス」です。エチオピアは経済発展の最中にありながら、依然として貧困をはじめとする様々な社会問題を抱える国です。そのような観点から設定された今年の課題に対し、全国から40チーム(1チーム2名の構成)の応募があり、書類選考を通過した7チームが審査員の前でプレゼンテーションを行いました。商品・サービスの説明に加えて、それがどのようにエチオピアの社会問題に貢献するのか、具体的な企画が提案され、最終的に3チームが日本代表として選出されました。

審査結果は以下の通りです。

優勝:倉沢美穂さん、依田心愛さんチーム(啓明学園高等学校)、準優勝:風呂奈津美さん、菅原瑚堂さんチーム(広尾学園高等学校)、3位:池内璃仁さん、ウエダ エドワルド 有樹さんチーム(啓明学園高等学校)。この3チームは8月10日(月)~13日(木)にシンガポールで開催される国際大会に参加する予定です。

審査員として参加したフェデックスのグローバル・アカウント・マネジメント マネージングディレクターのケン・マクマーンは「世界がこれまで以上に身近に感じられるようになりつつある現代において、次世代のビジネスリーダーが成功するためには、革新力とコミュニケーション力がより必要になります。そのような環境で、フェデックスはインターナショナル・トレード・チャレンジのサポートを継続できることを誇りに思います。今年の日本大会に参加した生徒の皆さんの能力は素晴らしいものでした。迅速にビジネスチャンスを分析し、革新的で興味深いビジネスプランを提案してくれました。今回出会った若いリーダーたちの将来を、私は大いに期待しています」と述べました。

ジュニア・アチーブメント日本専務理事の中許善弘は、次のように述べています。「ビジネスの世界同様、正解のない課題に対して、ゼロから自分たちで考え英語でプレゼンテーションするという体験を通じて、グローバル社会で欠かせない資質とは何かを子どもたちが感じてくれることを願っています。また、グローバル人材育成の重要性が叫ばれる昨今、コンテストの参加校、参加者数が年々増加し、頼もしく思います」

2007年から毎年開催されている「フェデックス/ジュニア・アチーブメント インターナショナル・トレード・チャレンジ」は、若い世代に、起業家精神がいかに生活の質の向上と、地域社会の改善に貢献するかについて考える機会を提供し、起業家精神を育成することを目的に実施しているプログラムです。9年目の今年度は、日本、香港、韓国、マレーシア、ニュージーランド、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナムの9ヵ国・地域が国際大会に参加します。