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フェデックスとJEN、新潟県中越大震災復興支援プロジェクト 「田んぼへ行こう!!」全3回の農作業ボランティア活動が完了

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世界最大の国際総合航空貨物輸送会社フェデラル エクスプレス(フェデックス、本社所在地:東京都千代田区、北太平洋地区担当副社長:氏家 正道)と特定非営利活動法人JEN(ジェン、東京本部事務局:東京都新宿区、共同代表理事:吉岡 健治、赤川 惠一)は10月1日~3日、中越大震災被災地の復興支援プロジェクト「田んぼへ行こう!!」において、6月の田植え、8月の草刈りに続いて稲刈り作業を実施、本年の農作業ボランティア活動を完了した。

今年で3年目となる活動には、昨年の65名を上回る総勢71名のフェデックス社員を含めたボランティアが参加し、新潟県十日町市の池谷・入山集落において地域住民の指導を受けながらアイガモ農法を取り入れた完全無農薬米の育成作業に従事した。また、伝統継承のワークショップでは地域特有の邪気払いを体験したり、地域の自然と触れ合うブナ林トレッキングなどを行い、参加者は豊かな自然の中で地元住民との交流を楽しんだ。

フェデックスの北太平洋地区担当副社長 氏家 正道は「今年でこのプログラムも3年目を迎え、地域住民の方々、ボランティアの方々、そしてフェデックス社内でもプログラムの重要性の認知度が高まってきたことを実感し、大変に嬉しく感じています。今年は、集落でも初の試みとなるアイガモ農法を用いた無農薬栽培にも挑戦し、より一層地域住民の方々との協業する機会を創出できたのではないかと感じています。」と語った。

JENの共同代表理事、吉岡健治氏は次のように述べている。「3年目となったこのプログラムには、多くのリピーターが生まれています。フェデックスの社員の皆さまが積極的に現地を訪れ、米作りをはじめ、様々な力仕事にも、村人とともに汗を流してくださったことに感謝いたします。今年も、多くの『新しい試み』に挑戦することができました。これら新しい取り組みを通して、村人、ボランティア、そしてJENのスタッフが多くを学び、池谷・入山集落が目指す『日本一にぎやかな村づくり』に貢献できたことを嬉しく思います」

池谷・入山集落は日本でも有数の高級米「魚沼産コシヒカリ」の生産地として知られており、今回収穫した米は「山清水米(やましみずまい)」として、11月よりインターネットなどを通じて販売される予定である。なお、売上金の一部は池谷・入山集落の復興支援に活用される。