Asia Pacific (Japanese)

フェデックスとジュニア・アチーブメントによる「カンパニー・オブ・ザ・イヤー」第1回アジア太平洋地域大会が香港で開催

フェデラルエクスプレス(フェデックス)が協賛するジュニア・アチーブメント「カンパニー・オブ・ザ・イヤー」第1回アジア太平洋地域大会が2011年1月17日(月)から19日(木)の3日間、香港で開催される。

この「カンパニー・オブ・ザ・イヤー」大会では、若い世代が世界経済におけるビジネスが果たす役割を理解することを支援する。参加者は15歳~19歳の学生に限られ、実際に企業を組織・運営し、商品を市場で販売する。アジア太平洋地域大会には、日本、グアム(米国)、香港、インド、インドネシア、マレーシア、シンガポール、スリランカ、タイ、トルクメニスタンの10カ国から13チーム65名が参加する。日本からは、2009年度ジュニア・アチーブメント「スチューデントカンパニー・プログラム」※1を修了した早稲田大学高等学院のチームが代表で参加する。

「カンパニー・オブ・ザ・イヤー」大会は、世界最大の国際総合航空貨物輸送会社であるフェデックスと若い世代に経済な成功を納める力を与えるために尽力する世界最大の経済教育団体であるジュニア・アチーブメント・ワールドワイドが共同で運営している。

3日間の大会日程で、参加者は企業家、学者、地域の経済界の代表者から評価を受ける。それぞれの学生企業は18日に香港のセントラル/スターフェリーピアで開催されるトレードフェアで展示され、一般公開される。

参加者は全員、同時に「フェデックス・アクセス・アワード」の受賞資格も得る。本賞は、雇用創出、小規模ビジネスの成長、世界規模の開発拡大や環境改善にもっとも大きな可能性を見せた学生企業に与えられる。

「カンパニー・オブ・ザ・イヤー」大会の勝者、ならびに「フェデックス・アクセス・アワード」の受賞者は大会最終日の1月19日に発表される。

「フェデックスは小規模のビジネスオーナーや起業家、そして国際企業を220の国と地域でつなぐお手伝いをしています。『フェデックス・アクセス・アワード』とジュニア・アチーブメント様の『カンパニー・オブ・ザ・イヤー』大会のサポートを通じて、我々は若い世代に国際市場へのアクセス、そしてアイディア、人との出会いを提供しています。この経験によって彼らが成長する機会が増え、国際的なビジネス社会での成功に向けた準備をすることができるのです。」と、フェデックスのアジア太平洋地域社長デイビット・L・カニングハムJr.は語っている。

ジュニア・アチーブメント香港支部代表のビビアン・ラウは「アジア太平洋地域でのジュニア・アチーブメント『カンパニー・オブ・ザ・イヤー」第1回大会のホスト国を努めることができて光栄です。過去の勝者はそれぞれの地域に対応する多様な企業を運営してきました。アジア太平洋地域の学生による企業がヨーロッパや北中米、カリブ地域、そしてアフリカの企業とどのように異なるのか楽しみです。」と語っている。

この大会はアジア太平洋地域のジュニア・アチーブメント・カンパニー・プログラム®に参加した学生の成績を称えるものである。カンパニー・プログラムの参加者は各地域の企業からのボランティアの支援を受けながら自分たちの企業を設立し、商品やサービスの開発・販売を通して株主還元の実現を目標とする。本プログラムには毎年世界で36万人以上の学生が参加している。

※1 日本での名称は、「スチューデントカンパニー・プログラム(SCP)」。他のアジア地域での名称は、「ジュニア・アチーブメント・カンパニー・プログラム®」