Asia Pacific (Japanese)

フェデックス「フェデックス・プライオリティ・アラート」サービスをアジア10市場で開始

世界最大の国際総合航空貨物輸送会社フェデラル エクスプレス(フェデックス、本社所在地:東京都千代田区、北太平洋地区担当副社長:氏家 正道)は、輸送中の貨物のモニタリングおよび温度管理を強化する新たな輸送サービス「フェデックス・プライオリティ・アラート」と「フェデックス・プライオリティ・アラート・プラス」を、10月1日(月)よりアジア太平洋地域の輸出入貨物を対象に開始しました。

本輸送サービスは、契約者向けに提供されるもので、高い信頼性が求められる重要な貨物を送るアジアのお客様により優れた各市場間の接続性と安心を提供します。以前は、米国のお客様のみに提供されていましたが、この度、日本・オーストラリア・中国・香港・韓国・マレーシア・ニュージーランド・シンガポール・台湾・タイの10の市場へサービスを拡大しました。フェデックスでは現在、アジア太平洋地域を含む世界70以上の市場でこの「フェデックス・プライオリティ・アラート」サービスを展開しており、今回のサービス導入はこのグローバル戦略の一環となります。

「フェデックス・プライオリティ・アラート」サービスで送る貨物には、ピンクのテープが貼られており、積み下ろしの際にその重要性が一目でわかるようになっています。同サービスは金融・航空宇宙・電子機器・製造・ヘルスケア業界をはじめとする緊急性の高い重要品目の輸送を対象としているため、的確な貨物のモニタリングが求められています。「フェデックス・プライオリティ・アラート」サービスは、専任のグローバル・サービス・アナリストチームによる24時間体制のサポートを提供し、専門トレーニングを受けたスタッフがアジアを含む全世界で輸送中の貨物の動きをプロアクティブにモニタリングし、その状況をお伝えします。

一方「フェデックス・プライオリティ・アラート・プラス」サービスはドライアイスの補充や保冷剤の交換、冷蔵保管など、フェデックス・プライオリティ・アラートに追加オプションを付けた、より付加価値の高い輸送サービスです。主にヘルスケア業界に特有のニーズに対応するもので、集荷から配達まで輸送貨物の状態を一定に保ちつつ、救命につながる可能性のある重要品目の安全性を高めます。

フェデックスのアジア太平洋地域社長であるディビッド・L・カニングハムJr.は、「極めて重要度の高いお荷物を対象に、フェデックスが誇る質の高いサービスと信頼性をお届けする『フェデックス・プライオリティ・アラート』サービスは、アジア太平洋地域のお客様が抱える専門ニーズに応えるソリューションのひとつです。各業界特有の事情を踏まえた同サービスは、救命につながる品目、ならびに重要な貨物を24時間体制で集荷から配達まで一貫して管理し、お客様のお荷物に対する安全性および可視性を一段と高めます」と述べています。

また、カニングハムは、「アジア太平洋地域でこれらのモニタリングサービスの導入は、お客様とグローバル市場の距離を縮め、海外での戦略的成長につなげていただくことを目指したフェデックスの取り組みを表すものです」と続けました。